—あなたのお仕事について具体的に教えてください。
医療法人 有床の産婦人科クリニック、美容皮膚科・皮膚科・婦人科クリニックの経営と、給食管理、不動産管理、個人カウンセリング業務会社の代表取締役を務めています。
—この仕事を始めたきっかけを教えてください。
2003年に産婦人科クリニックを開業しました。院長夫人として建設の段階から経営陣として関わり、法人を設立。途中、離婚という大きな人生の山に直面しましたが、その後、医師ではない立場の医療経営者として法人名を変更し現在、10年目を迎えることが出来ました。普通の主婦で3人の母だった私の大きな転期は、開業・離婚・経営という20年間に凝縮されています。
—あなたの強みは何ですか?
1人の母として、女性としての目線です。スタッフと共に現場に関わるコトで、臨機応変な判断力と交渉力が身につきました。何より、それぞれの立場に必ず立ち、客観的に判断し、寄り添うという感性を大事にしています。
また、“ミセスジャパン”と言うページェントでは、2018年度日本大会、世界大会とグランプリを頂戴しました。私自身の人生の 内省・確認・肯定が出来た得難い体験でした。辛く苦しいコト、幸せなコト、この人生全ての体験こそが、私の得難い強みでもあり、持ち味だと思っています。
—あなたの使命とは何ですか?
産婦人科という新しい命の現場には、全てのコトを一瞬にして幸せにしてくれる【赤ちゃんの産声】と言う、奇跡が存在します。医療従事者でもない私が、経営という形で、母と子、そして家族の形という絆作りに、地域医療として社会に貢献出来るコトは、感謝でしかありません。生まれ来てくれて有難う。この言葉の本当の意味を考えさせられる人生が、天命なのかもしれません。
—最後にあなたのこれからの夢を聞かせてください。
人生とは、それぞれの生き方に寄り添い、喜ばれる自分になって行く旅だと思います。還暦を迎える私が、心に思う生き方のひとつです。これからは、それぞれの心に寄り添えるカウンセラーとしての学びを、深めたいと思っています。