—あなたのお仕事について具体的に教えてください。
ROUGH LABO代表、ミスSDGsとしてGAPコレクションのMCやイベントへの登壇、企業への啓蒙活動が主です。【チャレンジし続ける】をモットーに、私自身が様々なことに挑戦しながら、キャリア起業相談の仕事や、関西学院大学の非常勤講師などをしています。
ROUGH LABOは、2016年にクラウドファンディングで(くればくるほど、心も身体も健康になるコワーキングカフェ)スタートしました。現在は法人化し、カフェ運営以外にも、クラウドファンディングサポートやキャリア相談サービス、レンタルスペース事業、そして協働組合の立ち上げなど、チャレンジする人の背中をそっと優しく押せるような環境作りに、取り組んでいます。
—この仕事を始めたきっかけを教えてください。
ROUGH LABOは、当時25歳だった私自身の「こんな空間があったら良いのに!」と言う発想から生まれました。社会人になり2年目の時、一度切りの人生をもっと思い切り楽しむために、私は何がしたいのだろうかと考え始めた時に「カフェを創りたい」という気持ちが芽生えました。ビジネスのことも勉強せず、コネも繋がりも無い中、勤めていた会社を辞めて、カフェ開業に向けて準備を始めました。しかし、何をしたら良いかすら分からず、誰に相談したら良いのかも分からず、世の中のルールもよく分からず…。退職してから1年は、人生で一番もがいて、人生で一番一生懸命で必死だったと思います。
その時に、ふと思ったのです。自分と同じように、経験の無いことにチャレンジしようとして、なかなか一歩を踏み出せず、足踏みしている人って、どこに居るんだろうか?思い浮かぶところも無く…。じゃあ自分が創ろう!みんな私のところに集まれ!とSNSで発信して、クラウドファンディングからスタートしたのです。
—あなたの強みは何ですか?
ひとつは、人に興味があることだと思います。1人っ子で、自分の世界に居るタイプです。小さい頃から周りに合わせようと、人のことをじっと観察する癖がついているのだと気付きました。目の前に居る人を楽しませたいという想いも、人一倍強い性格です。相手が何を考えているのか、よく見る習慣が身についていると感じます。カフェに遊びに来てくれたり、起業の相談に乗らせてもらうことが多いので、聞き手になることの方が多いのですが、人の話を深く聞くことが何よりも楽しくて、幸せを感じます。
もうひとつは、やると決めて心に火がついたら、どこまでも燃えることです。才能があるタイプではなく、陰で人よりも量をこなして目標達成に向け、尽くす努力は惜しみません。クラウドファンディングに初めて挑戦した時は、目標金額を達成することよりも、自分の最高記録を出すことを目標に、ラスト1日、最後の1分まで走り切りました。

—あなたの使命とは何ですか?
私の使命は、女性が笑顔で輝く瞬間を創って、世の中を明るく楽しくしていくことだと思っています。1人でも多くの人が、やりたいことやチャレンジしたいことに勇気を持って、1歩を踏み出して行けるように。皆んなが楽しく、自己表現する場を街中でも増やして行きたいです。
—最後にあなたのこれからの夢を聞かせてください。
夢は、ROUGH LABOをグローバルに展開するコトです。まずは、自分自身がグローバルに通用する、かっこいい女性になり、視野をもっと広げて、ワクワクし続けて行きたいです。
世界を巡って、いろんな国の文化や景色を知りながら、女性や子供たちを笑顔にする仕事をする。自分の視野を広げることで、チャレンジする人たちの可能性が広がり笑顔が増えて、世の中が明るくなれば良いなと思っています。