介護福祉士とは?資格取得のメリットや仕事内容をわかりやすく簡単に解説
2022/03/07
最終更新日:2022/03/06
今回は、介護福祉士の仕事内容や、資格取得のメリットを解説します。
「介護福祉士ってどんな資格?」「資格を取ると何ができる?」「受験の条件はあるの?」「転職で有利?」など、介護福祉士の資格を取得する上で気になるポイントをまとめました。
介護業界で長く働きたい方は、介護の実力があることを証明するためにも、資格取得がおすすめです。
介護福祉士とは

介護福祉士とは、介護職唯一の国家資格です。介護の入門資格が「介護職員初任者研修」、その上位資格が「介護福祉士実務者研修」、さらにその上位資格が介護福祉士です。
介護福祉士の主な仕事内容は、高齢者や障害のある方が日常生活をスムーズに過ごせるよう介助を行ったり、介護に関する相談に乗ったり、介護現場の教育や指導を行ったりすることです。介助するだけでなく、介護現場のマネジメントまで行う、リーダー的存在だといえます。
介護福祉士のメリット
- 給料が上がる
- 職場での評価が上がる
- 転職で有利になる
給料が上がる

働く施設によって、給与の条件や水準は異なりますが、介護福祉士の資格があれば、約2〜4万円(年収で30~50万円)の給料アップが見込めます。
介護福祉士の資格手当はもちろん、リーダーや役職に就ける可能性が高いため、役職手当も期待できます。
職場での評価が上がる

介護福祉士の資格を取得していれば、介護の知識やスキル、経験を持つ人だと認識してもらえます。
そのため、介護現場で貴重な人材として評価されることがほとんどです。役職やリーダー的な役割を任されることも多く、現場のマネジメントをする中心的な存在として活躍できるでしょう。
転職で有利になる

介護福祉士の資格を持っていれば、転職で有利になります。より良い条件で転職できる可能性が高くなるといえるでしょう。
介護業界は人手不足が続いています。なかでも、介護の専門的なスキル持ちながら、現場をマネジメントできる人は、非常に貴重な人材で引く手数多だと考えられます。
介護福祉士になるには?受験資格と方法

介護福祉士の取得ルートは、4つあります。
- 福祉系高校ルート(福祉系高校の卒業生)
- 養成施設ルート(専門学校の卒業生)
- 経済連携協定ルート(海外の方が対象)
- 実務経験ルート(未経験から目指せる)
未経験から介護福祉士を目指す場合「実務経験ルート」が一般的です。介護の実務経験を3年以上積み「介護福祉士実務者研修」を修了することで、介護福祉士の試験を受験する資格が得られます。介護福祉士試験(筆記試験)を受験し、合格すれば、介護福祉士資格を取得することができます。
介護福祉士国家試験の難易度は?

介護福祉士の筆記試験は、11科目から出題されます。125点満点で、総得点の約60%以上が合格ライン。かつ、すべての試験科目で得点する必要があります。
介護福祉士国家試験の合格率は、60~70%以上。毎年5~8万人もの人が合格していることを考えれば、難易度はそこまで難しくないといえます。計画的に勉強して、しっかり対策すれば、合格も難しくないでしょう。
介護福祉士の資格取得を目指してみよう

介護福祉士は、将来性やニーズも高く、今後さらに必要とされる資格だと考えられます。介護の仕事を長期で続けたい方は、介護福祉士の資格を取得した方がメリットが大きいです。
資格があれば、スキルや知識、経験が豊富なことを、誰にでもわかりやすくアピールできます。給料アップや仕事の幅が広がるのはもちろん、転職でも有利になるでしょう。
せっかく介護の仕事をするなら、介護の実力があることを証明できる資格を取得するのはおすすめです。

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