無資格からケアマネージャーになるには?最短ルートで資格取得する方法
2022/03/10
最終更新日:2022/03/06
今回は、ケアマネージャーの資格を、最短ルートで取得する方法をまとめます。
「無資格未経験でもケアマネージャーになれる?」「ケアマネージャーのなり方がわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ケアマネージャーとはどんな資格?

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは、介護保険に関するスペシャリストです。利用者に合う介護サービスを提案し、計画から実行まで進める「介護のコーディネーター」のような役割ともいえます。
主な仕事内容は、要介護者や要支援者、家族などの相談を受け、状態に応じた介護保険サービスを受けられるよう、ケアプランの作成やサービス事業者との調整を行うことです。
主な職場は、居宅介護支援事業所や、特別養護老人ホームなどの施設、自治体の介護相談の窓口など様々です。
誰でも目指せる?ケアマネジャー試験の受験資格

介護業界にはいくつか資格がありますが、ケアマネージャーは、その中でも取得ハードルが高い資格です。ケアマネジャー試験を受けるには、以下のどちらかの条件を満たすことが必要です。
- 指定の国家資格にもとづく業務に通算5年以上(900日以上)従事している
- 施設などで相談援助業務に通算5年以上(900日以上)従事している
受験資格を満たし、年に1回行われる「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した上で、実務研修を受ければ、ケアマネージャーになれます。
「指定の国家資格」の1つに「介護福祉士」も含まれます。介護業界で働いている方がケアマネージャーを目指す場合、介護福祉士として5年以上(900日以上)働いて受験資格を得る方が多いです。
5年以上(900日以上)の期間については、雇用形態は問われません。非常勤で働いた期間もカウントされます。
無資格からケアマネージャーになるには?最短ルート

受験資格の条件を満たさなければ、ケアマネージャーの試験を受けられないため、無資格からすぐにケアマネージャーになることはできません。
では、無資格からケアマネージャーになるには、どうすればいいのでしょうか?介護業界で働きながら「最短ルート」で目指すなら、以下の流れがおすすめです。
- 3年以上の実務経験+実務者研修取得
- 介護福祉士国家資格取得
- 5年(900日)以上介護福祉士として業務に従事
- ケアマネージャー試験受験
簡単ではありませんが、無資格からでも目指せる最短ルートです。ケアマネージャーを目指すなら、まずはキャリアを積むことが最優先となります。
介護福祉士やケアマネージャーを目指す中で、介護現場で培った知識やスキルは、資格を取得してからも役立つ重要な経験になるでしょう。
ケアマネジャー試験の合格率や難易度は?

ケアマネージャーの試験は、年に1回、毎年10月ごろに実施されます。平成27年度から、受験資格の変更や全問受験になるなど、試験内容に変化がありました。
平成26年度までの数年の合格率は15~20%となっていましたが、試験内容変化の影響を受けてか平成27年の合格率は15.55%、平成28年度は13.1%となっています。
年々難易度が上がっていると言われているため、対策をしっかり行っておく必要があります。過去問は公開されているので、事前に繰り返し復習し、出題傾向を掴んでおきましょう。
ケアマネジャーは国家資格?取得のメリット
ケアマネジャーは「公的資格」です。公的資格は、国家資格と民間資格の間に位置づけられます。国が認定している、社会的な信用度が高い資格といえます。
介護スキルの実力が認められる

ケアマネジャーの資格は、未経験無資格ですぐに取得できるものではありません。介護現場での実務経験や知識、スキルがなければ取得できない資格です。
そのため、ケアマネジャー資格を保有していれば、介護スキルの実力を認められ、現場でも評価される人材となれるでしょう。
体力的な負担が少ない

介護現場でのケア業務では、腰を痛めたり、夜勤がきついと感じたり、体力的につらい場面もあるでしょう。ケアマネージャーになれば、デスクワークが占める割合が多くなります。
年齢を重ねても介護業界で働きたいけど体力が心配だと考えている方は、ケアマネージャーにキャリアアップするのはおすすめです。
給料アップ

厚生労働省のデータによる平均給与は、介護職員315,850円、ケアマネジャー357,850円となっています。
ケアマネジャーは、介護業界の中でも専門的な知識とスキルが必要な分、給料も高い職種です。
仕事の幅が広がりやりがいを感じる

ケアマネージャーは、介護のトータルコーディネートを行う仕事です。利用者や家族の状況に合わせて考えたケアプランによって、利用者の状況が改善すれば、ケアマネージャーとして大きなやりがいを感じられるでしょう。
介護現場でケアすることとはまた違う視点で、利用者や家族をサポートすることができます。

ケアマネージャーの資格取得を目指してみよう

ケアマネージャーは、将来性やニーズも高く、今後さらに必要とされる資格だと考えられます。介護の仕事を長期で続けたい方は、ケアマネージャーの資格を取得した方がメリットが大きいです。
資格があれば、スキルや知識、経験が豊富なことを、誰にでもわかりやすくアピールできます。給料アップや仕事の幅が広がるのはもちろん、転職でも有利になるでしょう。
せっかく介護の仕事をするなら、介護の実力があることを証明できる資格を取得するのはおすすめです。
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